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マルコによる福音書1章1-8節「悔い改めの洗礼」

 2025年12月14日 牧師 武石晃正  12月も半ばを迎え、世間では年末の賑わいの中にクリスマスの装いがあちらこちらで見られます。米子教会では12月13日に教会学校のクリスマス会を皮切りに、今週のコンサートからクリスマスイブまで行事が催されます。  「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)という天地創造に始まって以来最大級のプレゼントが天の父から与えられています。子なる神キリストが私たち罪人の友となられたばかりでなく同じ罪人と数えられてくださったことを覚えつつ、本日はマルコによる福音書を開き「悔い改めの洗礼」と題して救いの恵みを味わいましょう。 PDF版はこちら

マルコによる福音書7章1-13節「御言葉を宣べ伝えなさい」

 2025年12月7日 牧師 武石晃正  「主を待ち望むアドヴェント」(讃美歌21 242番)とクランツのろうそくが待降節の週ごとに1本ずつ灯されてゆく讃美歌があります。主の降誕を祝うクリスマスに備えつつ、私たちは使徒たちでさえまだ見たことがないキリストの再臨を待ち望みます。  ナザレのイエスこそ神の子キリストであり、この方だけが救い主であることを聖書は一貫して証しをしています。そして人々に悔い改めを迫る「天の国は近づいた」(マタイ3:2、4:17、10:7)との呼び声は洗礼者ヨハネから主イエスに引き継がれ、使徒たちに委ねられた福音の真髄であります。  近づいたばかりでなく「神の国はあなたたちのところに来ている」(マタイ12:28)というところまでキリストの来臨は迫っています。「わたしは戸口に立って、たたいている」(黙示3:20)とおっしゃる方があなたにとって裁く方でとなるのか共に食事してくださるのか、本日はマルコによる福音書を開き「福音を宣べ伝えなさい」と題してキリストの言葉を受けましょう。 PDF版はこちら